本素材集に収録された作品は、国立国会図書館デジタルコレクション、東京都立図書館アーカイブ、国書データベースなど、 信頼性の高い公的アーカイブ・美術館コレクションを中心に収集しています。 いずれも著作権が消滅したパブリックドメイン作品をもとにした正統アーカイブ。 「ネットで拾った断片的な画像」ではなく、 文化財として保証された一次資料のホンモノを、安心して活用いただけます。
蔦屋重三郎は、江戸時代中期に活躍した伝説の出版人。
当時まだ無名だった東洲斎写楽や喜多川歌麿を世に送り出し、浮世絵黄金期を築いた立役者です。
本作には、重三郎とゆかりの深い12人の絵師――写楽・歌麿・北斎・春章・清長など――の名作を中心に、計500点以上を収録。
浮世絵の魅力である“粋・艶・ユーモア”が詰まった、時代を超える作品ばかりです。
すべてパブリックドメインのデジタルデータ素材として収録しており、商用利用・加工も自由。
そのまま眺めてもよし、デザインに使っても映える、まさに“絵になる”名品集です。
江戸後期、約10ヶ月の活動期間のうちに今までになかったユニークな役者絵を多数刊行し、忽然と姿を消した謎の絵師。その正体は浮世絵史上最大のミステリーと言われてきたが、近年の研究では、阿波徳島藩主蜂須賀家お抱えの能役者斎藤十郎兵衛ではないかという説が有力。写楽の作品はすべて蔦屋重三郎が出版している。
美人画の巨匠。全身像が常識だった美人画に上半身だけを描く手法を持ち込み、大首絵として確立。髪の毛や化粧、仕草まで描き分けた美人画は人気を博し、後世の絵師たちにも大きな影響を与えた。蔦屋重三郎との初めての仕事で「歌麿」を号し、主要作品の多くを蔦屋重三郎が刊行している。
日本国外でも著名な浮世絵師。森羅万象を描いたと評され、生涯で浮世絵、肉筆画、春画、黄表紙など3万点を超える作品を描いた。頻繁に画号を変えていたことでも知られ、蔦屋重三郎と出会った頃の号は「勝川春朗」で、その後は「宗理」「可侯」「葛飾北斎」「戴斗」「為一」「画狂老人卍」などを名乗った。
子興とも号した浮世絵師。鳥山石燕の門人で、喜多川歌麿とは同門に当たり、その作風にも歌麿の影響が見られる。蔦屋重三郎に見出され、数多くの錦絵や版本の挿絵を描いた。
若くして北尾重政の門人となり、蔦屋重三郎の刊行した黄表紙などの挿絵を20作以上担った。その後、津山藩の御用絵師に転身。のちに鍬形蕙斎の名で『略画式』を発表。シンプルな描線で限界まで簡略化した可愛らしい絵柄は人気を博し、『鳥獣略画式』、『人物略画式』などを残した。
江戸時代を代表する作家・山東京伝の浮世絵師としての別名。京伝は蔦屋重三郎の経営する耕書堂の看板作家として圧倒的な人気を誇ったが、その人気ゆえにお上から目をつけられ、寛政の改革で重三郎とともに摘発され、手鎖50日の処分を受ける。その後も作風を変えて執筆を続けながら、晩年には現在の銀座に「京屋」を開き、煙管や煙草入れなどを商って、副業でも大成功を収めた。
江戸時代中期の浮世絵師で、北尾派の祖。独学で絵を学び、主に版本の絵師として活躍した。代表作に勝川春章と合作した『青楼美人合姿鏡』が知られる。門弟の育成にも長け、北尾政美や北尾政演などを世に送り出した。
鳥居清満の門人で、初期には鳥居派の様式に則った作品を描いていたが、やがて黄表紙の挿絵や美人画において才能を発揮。清長風と称される細身で背の高い女性を描き、独自のスタイルを確立。一世を風靡した。蔦屋重三郎との仕事も手掛けたが、重三郎よりもその商売敵である版元・西村屋与八との関係が深かった。
江戸時代の浮世絵師。鳥居清満の門人で、その中でも鳥居清長に次ぐ実力者と評される。版本の挿絵を多く手掛け、蔦屋重三郎が版元のものに『虚言八百万八伝 』などがある。
江戸中期を代表する浮世絵師。勝川派の祖。役者自身の特徴を取り入れた写実的な役者絵で人気を博した。弟子にはのちの葛飾北斎となる勝川春朗など多数。晩年には肉筆画に専念し、多くの良作を残している。蔦屋重三郎との仕事では北尾重政と合作した『青楼美人合姿鏡』などがある。
江戸時代後期に活躍した戯作者であり絵師。代表作に『東海道中膝栗毛』がある。蔦屋重三郎宅へ居候して仕事を手伝いながら黄表紙『心学時計草』などを出版し、人気作家となっていった。戯作者として名高いが、絵も達者で挿絵も自ら描き、肉筆浮世絵も残しているため、本作では便宜上浮世絵師の1人と数えていることはご容赦いただきたい。
江戸時代の浮世絵師。喜多川歌麿の門人。蔦屋重三郎が刊行した喜三二作『文武二道万石通』や、山東京伝作『時代世話二挺鼓』などの黄表紙の挿絵を描いた。
本商品に収録された浮世絵素材は、すべて加工・商用利用OKのパブリックドメイン。だからこそ、著作権を気にせずAIと合わせて使えます。例えば―・ChatGPTに画像を読み込ませて、説明文やキャプションを自動生成・浮世絵の人物に“なりきり”対話させて、商品紹介や解説コンテンツに・MidjourneyやDALL·Eなどの画像AIの“参考素材”として読み込ませてスタイル継承・SNSやWebコンテンツ制作時の“AI補助”で、時短&高品質を実現江戸の絵師たちが描いた美を、現代のAIと組み合わせて活かす――そんな使い方ができるのも、自由に使える素材集ならではの魅力です。
実はこの素材集には、ドラマの中にも登場する“あの本”が、現存資料のデジタルデータとして収録されています。物語で描かれる世界観を、実際に目にすることができる——そんな貴重な体験ができるのも、本素材集ならではの魅力です。例えば、こんな作品も——『一目千本(ひとめせんぼん)』 蔦屋重三郎が初めて出版した見立て絵本。2025年のNHKドラマ第3話にも登場した“記念すべき一冊”です。『吉原細見(よしわらさいけん)』 吉原遊郭の案内書として、蔦屋が手がけた人気ガイドブック。吉原文化を知る上で外せない名著です。
『青楼美人合姿鏡(せいろうびじんあわせすがたかがみ)』人気絵師の2人、北尾重政と勝川春章の共作。蔦屋重三郎が100両の大金をかけて製作した豪華本です。2025年のNHKドラマ第10話登場。『伊達模様見立蓬莱(だてもようみたてほうらい)』重三郎が黄表紙の出版を始めた時に出版した一冊。2025年のNHKドラマ第16話のタイトルの元ネタにもなっています。『明月余情(めいげつよじょう)』勝川春章が絵を、朋誠堂喜三二が序文を手掛けた、吉原の我祭りの様子を記録した大ヒット作。2025年のNHKドラマ第12話登場。『見徳一炊夢(みるがとくいっすいのゆめ)』画・北尾重政、作・朋誠堂喜三二の黄表紙。金持ちの息子・清太郎が家の金を盗んで放蕩の末に70歳で帰ると家は没落。実はそれはそばが届くまでの間に見た夢だったという夢オチもの。2025年のNHKドラマでは第18・19話に登場します。上記の作品以外にも、浮世絵・黄表紙・洒落本・狂歌本(朋誠堂喜三二、山東京伝ら、才気あふれる作家たちが競演したユーモラスな書物群)などが、現存するデジタル資料として本商品に収録されており、「蔦屋の眼が見た世界」を、当時のままに体験することができます。※本商品は、放送番組および制作元とは関係ありません。※収録された書物の内容について、翻訳・現代語訳等は付属しておりません。
※収録画像の一部は、利用時の注意点がございますのでソフト内で記載されている内容を必ずご確認ください。
パブリックドメインとは、知的創作物についての、著作権をはじめとする知的財産権(知的所有権)が消滅した状態のことです。著作者の人格的利益を害する利用の制限などはありますが、本商品に収録の画像はすべて「パブリックドメイン」ですので、私的な利用はもちろん、商用利用するなど幅広い用途での使用が可能です。
本商品では、蔦屋重三郎が手がけた数々の書物の中から、幕府の規制で販売が中止された「発禁本」を中心とした400点以上の素材を、さらに追加で特別に収録しています。
江戸文化を彩った名プロデューサー「蔦屋重三郎」、その「出版人」としてのもうひとつの顔に触れることができる、まさに「裏・蔵出し」です。
蔦屋重三郎の知られざる「出版人」としての挑戦を、ぜひお楽しみください。
※書物の内容について、現代語訳・翻訳は付属しておりません。
※1ページあたり1素材としております。
A4、A3、B5、B6、はがき、名刺など、
お好きな用紙サイズで画像の書き出し
(自由なサイズでトリミングして書き出すことも可能)
大きなサイズでも印刷可能な高解像度
データをご用意
※約300dpiでA4サイズに美しく印刷可能な解像度
特大ポスター用データの作成が可能
(A4四枚を組み合わせて一枚の名画を
印刷できます)
スマホやタブレットの待受画像用にトリミング
をして書き出しが可能
画家の正式な名前や生没年、どの時代で
どのように活躍したかなどを収録
画像はすべて商用利用可能であり
色々な用途で使用可能
名画の全画面スライドショーが可能
パソコン2台までインストールが可能
写楽の役者絵、歌麿の美人画、どれも画面越しでも圧があります。昔から浮世絵が好きでしたが、ここまで一気に名作を見られる素材は初めて。気に入った絵はすぐに印刷して額装しました。江戸の空気が、少し部屋に入り込んだような気がします。
50代 男性
デザインが得意じゃなくても、絵そのものに力があります。
プレゼン資料やDMの背景に使ってみました。
まったく加工しなくても、しっかり存在感が出て助かっています。
AIでキャプションも作れるので、仕事の幅も広がりました。
30代 女性
ChatGPTに絵を見せて解説文を作らせたり、写楽の役者になりきらせたり。こういう素材がパブリックドメインというのも驚きです。気軽にAIとの組み合わせに挑戦できて、江戸と現代がつながる感じが面白いです。
40代 男性
週末の夜、テレビに映して“江戸の美術館”を開いています。有名な絵も、知らなかった絵師の作品もあって見応えがあります。子どもが歌麿の美人画を気に入って、感想を言い合ったりするのが楽しいです。
50代 女性
浮世絵ってこんなに力があるんだなと実感しました。たくさんあるので、季節ごとに入れ替えるのも楽しいです。
60代 男性
商用利用は本当に可能ですか?
ChatGPTやAIと組み合わせて使えますか?
プロンプト文例などもご希望の方にはご案内可能です。
はい、自由です。トリミング、色補正、切り抜き、合成など、自由に加工いただけます。ポスターやチラシ、SNS投稿、商品デザインへの応用など、幅広くご活用いただけます。
どんな絵師の作品が入っていますか?
東洲斎写楽・喜多川歌麿・葛飾北斎・勝川春章・鳥居清長など、蔦屋重三郎と関わりの深い12人の絵師による代表作を中心に、厳選555点を収録しています。江戸の粋と艶を味わえる名品揃いです。
どのようなファイル形式ですか?画質はどうですか?
高解像度のJPG形式です。サイズは作品ごとに異なりますが、A4〜A2印刷でも耐えられるクオリティを確保しています。スライド・印刷・Webなど多用途にお使いいただけます。
印刷してもきれいですか?
インターネット環境は必要ですか?
Macでも使えますか?
はい、Windows・Macともに問題なくご利用いただけます。画像ファイルですので、対応ソフトがあれば環境に制限はありません。
専門知識がなくても使えますか?
メーカー希望小売価格:10,780円(税込)
本商品には、教育機関・研究機関に所属されている方、または教育・研究目的でのご利用を希望される方を対象とした「アカデミック版」をご用意しています。
利用範囲は、研究発表・授業教材・学習用資料としての利用に限られます。
出版・広告・商品パッケージなどの商用利用をご希望の方は上部の「通常版」をご利用ください。
※アカデミック版はダウンロード版のみの販売となります。
● 対応OS:Windows 10 /11(各エディション)● CPU・メモリ:OSの動作環境に準ずる● ストレージの空き領域:800MB● その他:1280×800以上必須、High Color(16ビット)以上 インターネット環境必須
● 対応OS:OS X 10.13以降 (最新の状態に更新済みであること)● CPU・メモリ:OSの動作環境に準ずる● ストレージの空き領域:800MB● その他:1280×800以上必須、High Color(16ビット)以上 インターネット環境必須
● 対応OS:Android5.0 以降● メモリ:OSのシステム要件に準拠● ストレージの空き領域:100MB以上● インターネット環境必須
● 対応OS:iOS 11.2 以降● メモリ:OSのシステム要件に準拠● ストレージの空き領域:100MB以上● インターネット環境必須
東洲斎写楽、葛飾北斎、喜多川歌麿、喜多川行麿、十遍舎一九、勝川春章、栄松斎長喜、鳥居清経、鳥居清長、北尾重政、北尾政演、北尾政美
※2ライセンス: パソコン2台でご利用が可能です。