目次
- 1. はじめに ― 動画生成AIは本当に使えるのか?
- 2. 今回の検証 ― Soraで実際に動画を作ってみた
- 3. 実写系はかなり強い
- 1.1. 実際の結果
- 1.2. 感想
- 2. ではアニメーションはどうか?
- 1.1. 結論
- 2. 今回の手法 ― いきなり動画を作らない
- 1.1. 手順はシンプルです
- 2. 実際にやってみた
- 1.1. ① まずイラストを作成
- 1.2. ② その画像を元にプロンプト作成
- 1.3. ③ 出力されたプロンプト
- 1.4. ④ 実際に動画を生成
- 2. やってみて分かったこと
- 1.1. ① 日本語でも全く問題ない
- 1.2. ② むしろ“表現の違い”が出る
- 2. 今回の結論
- 1.1. ❌ よくあるやり方
- 1.2. ✅ 現実的なやり方
- 2. これからのAI動画の使い方
- 3. 最後に(少し宣伝)
- 4. まずは試してみてください
はじめに ― 動画生成AIは本当に使えるのか?
ここ最近、「AIで動画が作れる」という話題をよく見かけるようになりました。
ニュースやSNSでは、まるで映画のような映像が自動で生成される様子が紹介され、「もう動画制作はAIに任せればいいのでは?」と感じる方も多いと思います。
しかし、実際の現場レベルで見ると、少し状況は違います。
まず現実として、
- 日本語UIに対応している動画生成AIはまだ少ない
- 多くのサービスが有料(無料でも制限が強い)
- 思った通りの動画を作るには工夫が必要
といった課題があります。
つまり、
👉 「話題にはなっているが、誰でも簡単に使える段階ではない」
というのが、2026年現在のリアルです。
今回の検証 ― Soraで実際に動画を作ってみた
今回は、実際にどの程度使えるのかを確認するために、
👉 OpenAIの有料アカウントで利用できる動画生成AI「Sora」
を使って検証してみました。
実写系はかなり強い
まずはシンプルに、テキストだけで動画を作ってみました。
例えば、
「日本の30代のおとなしそうな女性が、日本の田舎の砂浜を観光して癒されている」
という、かなりざっくりした指示です。
実際の結果
正直かなり驚きました。
- 自然な人物表現
- リアルな風景
- 空気感のある演出
さらに、
👉 日本語のセリフまで自動で入る
という結果になりました。
感想
このように、
👉 実写系の動画はかなり完成度が高い
です。
ある程度の指示でも「それっぽい動画」をしっかり作ってくれます。
ではアニメーションはどうか?
ここからが本題です。
実写系がここまでできるなら、
👉 「アニメーションも簡単にいけるのでは?」
と思うのですが、実際はそう簡単ではありません。
結論
👉 アニメーションは一気に難易度が上がる
理由はシンプルで、
- デザインの一貫性が必要
- キャラクターの崩れが起きやすい
- イメージの共有が難しい
ためです。
今回の手法 ― いきなり動画を作らない
そこで今回試したのが、
👉 「先にイラストを作ってから動画にする」方法
です。
手順はシンプルです
① まずAIでイラストを作る
② イメージを固める
③ その画像を元に動画を作る
④ 動画用プロンプトもAIに作らせる
👉 この流れにすることで、一気に安定します
実際にやってみた
今回は、
👉 「子どもが楽しく雪だるまを作っている動画」
をテーマにしました。
① まずイラストを作成
ChatGPTに指示を出して、まずは画像を作成します。

② その画像を元にプロンプト作成
次に、この画像を元にしてChatGPTにこう指示します。
「この二人が、雪が積もったので、楽しく雪だるまを作る動画を作りたいです。
その場合のSora用のプロンプトを作ってください。」
さらにポイントとして、
👉 日本語と英語の両方で作らせる
ことも重要です。
③ 出力されたプロンプト
■日本語
やわらかいパステル調の手描き風アニメーション。
雪が降り積もった田舎の庭で、小学五年生の男の子と幼稚園の妹が楽しそうに雪だるまを作っている。
男の子は青い冬用ジャケットとマフラーを着ており、妹はピンクのコートとニット帽をかぶっている。
二人は笑顔で会話しながら、大きな雪玉を転がし、積み上げて雪だるまを完成させていく。
雪だるまは男の子と同じくらいの高さで、にんじんの鼻と小枝の腕を付ける。
二人で触れながら微調整し、楽しそうに笑っている。
背景には雪に覆われた木々と木造の家があり、やさしく雪が降り続いている。
カメラはゆっくりパンしながら少しズームし、子どもたちの表情と雪だるまを映す。
全体的に明るくやわらかい冬の光。
温かく楽しい雰囲気。
テキスト・字幕なし。
■英語
Soft pastel-toned, hand-drawn style animation.
In a countryside yard covered with freshly fallen snow, a fifth-grade boy and his kindergarten-aged younger sister are happily building a snowman together.
The boy is wearing a blue winter jacket and a scarf, and the younger sister is wearing a pink coat and a knit hat.
The two are smiling and talking as they roll large snowballs, stack them, and gradually complete the snowman.
The snowman is about the same height as the boy, and they attach a carrot nose and small branch arms.
They adjust it together while touching it and laugh happily.
In the background, there are snow-covered trees and a wooden house, and gentle snow continues to fall.
The camera slowly pans and slightly zooms, capturing the children’s expressions and the snowman.
Overall lighting is bright and soft, like gentle winter light.
The atmosphere is warm and joyful.
No text or subtitles.
④ 実際に動画を生成
■日本語
■英語
やってみて分かったこと
ここが今回一番面白かったポイントです。
① 日本語でも全く問題ない
一般的には、
👉 「英語の方が精度が高い」
と言われていますが、
今回の結果としては、
👉 日本語でも十分伝わる
という印象でした。
② むしろ“表現の違い”が出る
さらに興味深かったのがここです。
同じような内容なのに、
- 日本語プロンプト → 日本アニメ風
- 英語プロンプト → アメコミ・CG風
という違いが出ました。
例えば、
- 「手描き風アニメーション」(日本語)
- 「pastel animation」(英語)
といった違いだけで、
👉 AIの解釈が大きく変わる
のは非常に面白い発見でした。
今回の結論
今回の検証で分かったことはシンプルです。
❌ よくあるやり方
👉 いきなり動画を作ろうとする
✅ 現実的なやり方
① まずイラストを作る
② イメージを固める
③ AIに動画用プロンプトを書かせる
④ それを動画AIに入れる
👉 この流れが一番安定する
これからのAI動画の使い方
動画生成AIは間違いなくこれから普及していきます。
ただし、
👉 いきなり全部AIに任せるのではなく
👉 AIを“分業”させることが重要
です。
- 画像生成AI → イメージ作成
- ChatGPT → プロンプト設計
- 動画AI → 映像化
👉 この組み合わせが現実的な使い方です
最後に(少し宣伝)
ちなみに弊社では、
👉 AIで画像を作るためのプロンプト作成ソフト
を販売しています。

今回ご紹介したように、
👉 「まずイラストでイメージを固める」
という工程が非常に重要になります。
その際に、
- どんな指示を出せばいいのか分からない
- 思った通りの画像が出ない
- 毎回やり直しになる
といった部分をサポートするツールになっています。
動画生成AIはまだ発展途中ですが、
👉 「画像→動画」を使いこなせる人
はこれから確実に強くなります。
まずは試してみてください
まずはシンプルでOKです。
👉 1枚イラストを作る
👉 それを動かす
それだけでも、AIの使い方は一段変わります。
ぜひ一度、試してみてください。